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2010-01-05

負けていいときだってあるよ、潮崎(10/01/04 第1位)

 僕的に対抗戦のベストバウト、いやドームのベストバウトだと思ったのは棚橋VS潮崎。両者ともに勝利に対してアグレッシブに動き、主導権というボールを奪い合っているかのようなスリリングな試合展開は、対抗戦らしさを存分に醸し出していて素晴らしかったと思う。

 潮崎からすると、このくらいの世代の選手と全てを出し合うような試合をすることはあまりなかったのではないか。新日本派の僕が上から目線で言うわけでなく、凄く貴重な経験をしたんだと思う。そしてそれは、新日本の中でも棚橋相手だからこそ出来たのだと思う。他の選手とやってもそれなりだったとは思うけど、棚橋相手だからこそ得られる果実があったと思う。

 この日の棚橋も、いつも同様に相手のいいところを全て受け入れるファイトスタイル。NOAHっぽい打撃の連続攻撃にもきっちり立ち向かい、激しくやりあった。チョップ、エルボー、トラースキック、打撃の応酬を棚橋流に解釈し、棚橋の動きでやり返した。結果、NOAHでは間合いたっぷりの見せ場のシーンになりがちな打撃合戦が、スピーディーで緊迫感のある一連の動きになった。それを望むところとばかりに合わせていく潮崎の姿もまた、活き活きとしていた。相乗効果で試合が加速度を増していった。これが理想のNOAHのスタイルじゃないか。対抗戦がそれを実現するパラドクスに戸惑いながら、そう思った。

 結果、潮崎は敗れたけれど、失うものは無かった。いや失うものがあるから対抗戦がスリリングなものになるのだろうし、実際失ったものはあるのだろうけど、それ以上に得るものがあったということ。

 NOAHの対抗戦といえば、NOAH側の選手にとっては、やってもやらなくても同じものだったと思う。少なくとも一昨年までは、そういうものだったはず。何かを失ってでも何かを得ようという気持ちが、NOAH側には無かっただろうから。リスクをとるほどに、危機的な状況がNOAHには無かったから。相手に乞われるからやっているのですよというポーズが、試合からも、試合の結果からもありありと感じられたのが当時のNOAHだった。

 そんなNOAHの環境が激変し、そういうことばかり言ってられなくなった中で、やっとNOAHにとっての対抗戦が意味のあるものになった。座して待っていては得られない何かを得る場所になった。それは、潮崎にとっても同じこと。身を捨ててこそ浮かぶ瀬あり。この負けは何も痛くないはず、潮崎。

 (う~ん、タイムアップ)

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