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2010-01-19

やっぱ、猪木は天才(10/01/18 第4位)

 僕の猪木に対する印象って、「偉大なスーパースターだった人」。華があって、プロレスの技術があって、強さがある。理想のプロレスラーだった人。

 70年代の試合とか見ると今でも凄いと思う。格闘してる感じが伝わってくる。今の試合よりもずっと動かないのに、闘っている。ストロング小林戦とか何度も見直した。

 80年代、90年代も年輪が加わることにより別の味わいが出てくる。藤波とのフルタイム戦はUWFに押された状況で見せた意地の60分。プロレスでしか表現できない真理の発露。チョチョシビリ戦では滅びの美学を体現。ベイダー戦では枯れの境地を極める。ああ、言ってくとキリがない。これらは猪木のほんの一部。ホント、語れる試合を数多く作り出した人。現役時代に関して言えば、ずっとスーパースターだったと思う。

 ただ、現役を退いてからの猪木といえば、クエスチョンマークがつくことが多い。批判や怨念を書き綴るのは本意ではないので一言で済ませると「子殺し」。GKの本のタイトルだけど、これが端的に引退後の猪木の軌跡を表している。

 そんな状況なので、猪木の記事とかあまり読まなくなったんだけど、今日の東スポ最終面は「猪木仰天提案 石井再起戦 中邑とやれ」だったのでじっくりと読んでみました。

 「中邑と石井がやったら面白い。ファンが見て『おもしれー』っていうものがないと」

 とか

 (IGFで石井と対戦させたい選手は?の問いに)「今、若麒麟っていうのがいるけど、ヘタしたら石井も勝てないかもしれない」

 とか

 プロレスファンのニーズも総合ファンのニーズも捉えてない発言だと思う。ここらへんの、時代との乖離が、今の猪木の立ち位置を示していると実感する。

 ただ、時代と関係無い発言を聞くと、

東京スポーツ(紙面) 猪木のコメント
(石井の)先生は誰なの?いろいろ行っても自分のところの選手じゃないんだから、本当のことは教えてくれない。
» www.tokyo-sports.co.jp

 ハッタリなんだろうけど、納得するものがある。「人間って、まあ、そういうふうにできてるよね」と思わせるものがある。

 プロレスにしろ格闘技にしろ僕らは結局見る側で、やる側、ましてやプロフェッショナルのことは、分かろうと思っても分かりきれない。だから、分かったと思わせる何かが重要になってくるんだけど、猪木はそこらへんの深淵を体得している。分かったと思わせる何か、ひらたく言っちゃうと説得力を持っている。

 あるいは、僕の中にまだわずかながら残っている猪木のスーパースターとしての威光が、僕にそう思わせるのかもしれない。それはそれで凄い。もうどうでもいいと思っている僕にも痕跡が残っているのだから。やっぱり猪木は天才だと思う。

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 (猪木、次回IGFのカードは開催1ヶ月前に発表すると言ってました。あと4日ですが大丈夫でしょうか。いつものことを考えるに…) 

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