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2010年2月16日の3件の記事

2010-02-16

棚橋VS矢野に足りなかったもの(2.14新日本両国大会)(10/02/15 第3位)

 2.14新日本両国大会セミファイナルは棚橋VS矢野の遺恨戦。

 唐突にスタートし、唐突にハサミがクローズアップされたこの遺恨。短い期間でやれるだけのことはやった(1,2,3,4,5,6,7,8)印象でしたが、蓋を開けてみれば、棚橋的に佳作の試合。去年のビッグマッチでは常に名作を生み出していた棚橋からしてみると、不作といってもいい試合でした。

 いろいろ原因は考えられます。まずは棚橋と矢野のいかんともしがたい序列の差。勝負の行方をハラハラしながら見つめる試合ではなかったということ。フィニッシュが、ビッグマッチでよく見せる”よく焼き”のハイフライフローでなく、片面だけのそれであったことからも、そのことが分かります。それが二人の今の関係なのです。ハサミを使って付加価値を高めてはみたものの、やはりこの格差を埋めきることはできませんでした。マッチメイクに難ありというところです。

 矢野が元来地味なレスラーであることも原因でしょう。あのぽてっとした体、試合が進むにつれ爆発していく金髪。僕的にはフックしないこともないこの風貌も、技を乱発しない雰囲気美人系の試合スタイルも、まだまだ求心力を得るところまで至っていません。

 ただ、これって、僕的にはそんな大きいことだと思わないんですよね。そういう食い合わせでも、燃える試合ってあるんですから。

 僕的に一番厳しいなと思ったのは観客の熱量。テレビを通じて伝わってくる歓声や熱気、それが圧倒的に足りなかったんだと思うんですね。こういう遺恨戦って狂ったようなお祭り騒ぎの中見るのが正解なんですが、そういうムードが乏しかった。少なくともテレビを通じてみた印象では不足していた。

 それは、ライブの観客がどうだというわけではなくてね。

 やっぱり観客の量が圧倒的に足りなかったと思うんですよ。主催者発表6,300人の観衆はテレビを通じてみてもやはり寂しかった。上の方の席がちらっとうつったときに、本当にドキッとしてしまいました。これだけ足りないと、どんなに頑張っても辛いんじゃないでしょうか。これで爆発的に沸かせる試合もありえるでしょうが、ちょっとハードルが高いです(むろん、棚橋が日本一のプロレスラーを自称し、エースであるとするならば、それを言い訳にしてはいけませんが)。

 僕が今回の大会を谷間だとか凪だとか書いたのは、結局これに影響されちゃったからなのかなぁと、今では思ってます。

 メインの試合も、改めて見直すと第一印象より悪くない。でも客席が爆発してないんですよね。いい感じはいい感じなんだけど、やっぱり少し正気っぽさが残ってる。それで僕もちょっと乗れなかったんだと思うんです。これはPPVだからかも分かりませんよ。ライブで観たらまた違う感触があったかもわかりません。でも、これが僕の感じた2.14両国でした。

 選手は凄く頑張ってます。空回りしてる場合もあるけれど、みんな力を尽くしてると思います。だから、フロントはその選手たちに報いるようなお膳立てをしてほしいです。世界的に不況だし、娯楽も多様化しているし、色々あります。言っていけばきりがありません。でも、売れているモノは売れているし、売っている人は売っている。プロレスだってもっと売れると思います。そんなに力の無いコンテンツじゃなかったし、まだまだいけると僕は思っています。

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【ニュース有象無象】新日本・春の祭典、対戦カード決定。傷心・後藤の名前無し…と思ったら ほか(10/02/15 第 位)

 新日両国特集プラスワン。

GENTARO「(『今日は新日本Jr.の象徴と新世代Jr.の闘いだったが?』)ま、俺が新世代に入るかどうかはともかく(笑)」(2.14両国)

 PPVでも、インディー軍の若さをクローズアップした実況してました。GENが攻めてるときもその調子で、もの凄い違和感がありました。

 

GENTARO「悪いね。負けたのが俺だけでさ。でも新日本Jr.、ちょっと末期的な状況が見られるからさ、俺達みたいのがちょっと入って、ひと暴れしたほうが新日本のためになるんじゃないの?」(2.14両国)

 相変わらず負けても堂々。しすぎ。

 

外道「(『ミラノの思いを受け止められたか?』)聞くな! コノヤロー!!」(2.14両国)

 確かにどんな質問だよ、と。

 

バーナード「いいか? 俺たちは世界各国でトップを張ってきた。なのに、なぜベルトに挑戦させねぇんだ!!」(2.14両国)

 前回及び前々回の選手権で挑戦してますが…。

 

しかし長州は、串刺しボディアタックをかわし、リキラリアット2連発でバーナードを場外に落とし、プランチャで追撃。場内が「長州」コールに包まれる。(2.14両国)

 実況は「こんな長州初めて見た~」とか言ってたけど、結構やりますよね。一番の大舞台は、引退試合だった気が。まあのってるからやるんでしょうね。

 

真壁「あとは、新日本に言っといてやる。何だ、この(試合の)順番はよ。4つ目! 俺も安く見られたもんだな。冗談じゃねぇぞ」(2.14両国)

 確かに真壁の無駄遣いだった気が…。やっぱ他団体の大一番が控えてる選手に滅多なカードは組めないものなのかしら。

 

そして、浅見レフェリーに自分の腕を絡めて背中合わせになると、永田にグリーンミストを噴射。(2.14両国)

 これは天才でした。TAJIRIのレフェリーのブラインドつくバリエーションって凄い。小学生浅見がランドセルのようでした。

 

TAJIRI「(『これからも新日本の選手と闘っていく?』)まぁね……やっぱりここは日本一だよね、ウン。……ちょっと(コメントの)流れが想像外だったでしょ? そんな悪いヤツじゃないんだよ(笑)」(2.14両国)

 迷走するコメントの中、ふと我に返り。

 

そして、「MILANO FEVER+EUROPE」が鳴り響く中、ミラノガールズと共に白いタキシード姿のミラノが、透明犬ミケーレを引き連れて登場。代名詞とも言えるド派手な入場で場内を沸かせ、リング上で挨拶を行なった。(2.14両国)

 久々のガールズつきの正調ミラノ。感動しました。

 

内藤「何言ってるか分からねぇよ。日本語で言えって。俺ら行ってたのメキシコだよ。英語分かんねぇよ、特に俺は。ようするに、次、俺達にやらせろって言ってるんでしょ。」(2.14両国)

 なんだかんだ言って通じてるのに笑った。

 

後藤「(マイクを向けてきたテレビ朝日のアナウンサーに)コメントなんかあるか、コラ!!」(2.14両国)

 後藤、退場時、バカって言った客にも切れてくってかかってましたね。客が悪いんだろうけど、その気持ちを試合にぶつけてもらいたいです。今回、凄い試合をしたとは思うけど…。

 

■中邑「王者の権限というものがあるなら、世界巡業に行きたい。今まで行ったところでもパキスタン、フィリピン、イタリア、北朝鮮、パラオ…。ネットワークがあるところならば可能だろうし」(2.14両国)(東スポ)

 新日もモンゴル興行開催に意欲、と続く。タイトルマッチ後恒例の夢広がりんぐな記事に読めますが、さてどうでしょう。

 

■東スポ「モンゴル大会が実現すれば、協力は必要不可欠となる朝青龍一家と、何らかの”化学反応”が起こる可能性も十分にある」

 「何らかの”化学反応”」…。新たな便利言葉の予感。

 

2010年02月15日 | 「NEW JAPAN CUP」組み合わせ決定! 優勝者は4/4後楽園でIWGP挑戦!! | 新日本プロレスオフィシャルWEBサイト -NEWS-

 スポナビで、ぱっと対戦カードだけ見たら、後藤のカードが無かったんで、すわ出場辞退かと思ったら前回優勝特典のシードだったのね。ここ最近のアレ見てたら、そんなことすっかり忘れてしまいますね…。

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イタリアの伊達男、東洋医学に生きる(2.14新日本両国大会)(10/02/15 第1位)

 どうしてもこれも1位にしたかったもので。

 

 ミラノコレクションA.T.の引退セレモニーが両国大会で行われました。その内容及びバックステージの様子はここここに詳しいです。思ったこと全ては書ききれないのでかいつまんで。

 一番驚いたのは、ミラノが第二の人生として東洋医学の道を選んだこと。

 引退会見の囲み取材において、

2010年01月18日 | ミラノ選手の引退会見後の囲みコメント | 新日本プロレスオフィシャルWEBサイト -NEWS- <
非常に自分は勉強が好きで。とりあえず、不動産の勉強(宅地建物取引主任者試験)をしてたんですけど、その国家試験が昨年10月にあって合格発表が12月にあったんです。合格率15パーセントの試験だったんですが、IQ220の頭脳を活かして合格できたんです(笑)。そこで、不動産関係の方からの誘いが一つ。……その試験のあと、『またなんか勉強したいな』と思って、東洋医学の勉強もずっとしてたんです。身体のしくみから、血液、インド~スリランカ~古代ギリシャから経由する東洋医学。その先生に身体のいろんなところを直してもらって、その人についていろいろ勉強してたのが一つ。そして、もう一つは、ユークスの谷口(行規)社長と新日本プロレスの菅林(直樹)社長から、『どうにかエージェント、あるいは営業本部長なり、フロント的な方向でできないか?』という話をいただいてまして。その三つの中で考えている状況です
» www.njpw.co.jp

 選択肢の一つとしてあげられていた道ですが、正直一番可能性が低いというか、一筋縄ではいかない仕事であると思ったからです。

 また、東洋医学を学んでいく動機づけにも驚かされました。

新日本プロレスオフィシャルWEBサイト
今日、来てくれたハヤブサさん。俺がプロレス界に初めて入った時に、ハヤブサさんの付き人から全てが始まりました。俺の第二の人生も、どうやらハヤブサさんから始まるみたいです。俺は(リング上の事故で)8年間、車椅子生活だったハヤブサさんを絶対! 治してみせます! 第二の人生の1発目の“イタリア革命”は、ハヤブサさんを車椅子生活から離すことです。
» www.njpw.co.jp

 新生FMWファンあるいはミラノファンならば、この2人の因縁が浅からぬことを知っています。

 またハヤブサが、セレモニー2日前のブログで、ミラノの思い出と引退に触れ、

ミラノコレクションAT|ハヤブサオフィシャルブログ「愛と勇気とあるこーる」Powered by Ameba
14日の両国での引退式には顔出すかな・・・それまで「おつかれさま!」はおあずけだ^^
» ameblo.jp

 なんて言っていたので、登場したこと自体に驚きはなかったのですが、まさかこんな大きなつながりがあるとは思いもしませんでした。

 ミラノがリング上でアピールをしたあと、カメラがハヤブサを捉えます。

 マスク越しに覗いた柔和な笑みがとても印象的。はにかみと感慨がないまぜになった笑み。二人にしか分からない世界があるのでしょう。ハヤブサの体調が万全ならば、必ずリング上で覇を競っていた二人。本当に惜しい二人ですけど、ハヤブサが奇跡のカムバックを果たせばその際には…という夢を、僕らは持ち続けてもいいのかもしれません。持ち続けることでミラノにプレッシャーを与えるのがいいかもしれない。そしてミラノには、第二の人生でこそ、勝利者になってもらいたいです。

 あと僕好みだったのは大鷲透がセレモニーに登場したこと。そしてミラノのパネルを贈呈したこと。パネルにはミラノがDDTに出場した際にハードゲイのコスプレ(というほどではないが)をした姿がプリントされていました。2006年5月4日のミラノ・ディーノVS大鷲・HARASHIMA。新日参戦前のエアポケットの瞬間に、たまたまDDTと巡り会ってしまったあのとき。懐かしいですね。よりによってそんな写真をと笑ってしまいましたが、かなりのレアものです。いい記念になったんではないでしょうか。

 ウルティモドラゴンがサプライズ登場したのも嬉しかったですね。かつてウルティモが週プロで連載を持っていた際に、照井(ミラノ)は最重要登場人物の一人でした。愛されていると誰にも伝わる弟子でした。登場した際のミラノの泣き顔は、僕の涙腺も緩くしました。

新日本プロレスオフィシャルWEBサイト
(『師匠であるウルティモ・ドラゴン選手の登場で涙が流れていたが?』)ホント、昔からああいうひきょう者なんですよ(笑)。おいしいところというか、人の気持ちが分かっているというか、ウルティモ・ドラゴン校長のマジックにやられましたね。でも、凄いありがたかったです!
» www.njpw.co.jp

 ミラノも言っていますが、ウルティモは人の心をかき乱すことの天才。闘龍門JAPANでは、僕も散々やられました。そして、またここでもやられてしまったわけです。それにしてもウルティモとハヤブサとミラノのそろい踏みなんて夢のようなリングですね。

 最後はやっぱりこの人、タイチ。リング上では目立ったアクションがありませんでしたが、バックステージではまた馬鹿馬鹿しいことを。

2010年02月14日 | 涙と感動のミラノ劇場!! 引退セレモニー後の記者会見全文アップ!!(写真追加) | 新日本プロレスオフィシャルWEBサイト -NEWS-
(『現役生活の一番の思い出は?』)やっぱり、いま『BEST OF SUPER Jr』の初優勝のときを思い出しちゃいましたね。あとはアメリカ生活もそう、全部楽しかったですね。思い返すと。(ここでタイチ選手がミケーレを持って会見に登場)……何してんの!?」

タイチ「いや、忘れてきたのかと思って……」

ミラノ「何やってんの(笑)。置いてきたんだよ、リングの上に! 何、持ってきてるんだよ! 引退するんだよ」

タイチ「……じゃあ、預かっとく(笑)」

ミラノ「(苦笑して)……最後まで息が合わないっすね(笑)。アイツははたして一人で、今後大丈夫なんでしょうか?(略)」
» www.njpw.co.jp

 透明犬はタイチに受け継がれていくようです。

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■関連URL

maikai: イタリア革命第2章に幸あれ!

ミラノコレクションA.T.引退セレモニー - 鈴木健.txt OFFICIAL WEBSITE/Ken@suzuki.txtさんのMySpaceブログ| PITHECANTHOROPUS ELECTUS

引退セレモニー|ハヤブサオフィシャルブログ「愛と勇気とあるこーる」Powered by Ameba

ミラノ、引退。イタリアンコネクションよ永遠に(10/01/18 第1位): レスログ

 (本当にもう見られなくなっちゃうんですかね。apollo55のセコンドについた姿、格好良かったですよ。黒のスーツ姿で、ガンガン支持を飛ばしていく姿、エージェントとかマネージャーの役どころにぴったりでした。外道への最後のスーパーキック、行く前からの一連の動作も含めて、プロレスラーそのものでした。寂しくなります。引退記念ビデオでは「知り合いに『プロレスラーの引退なんて誰も信じねぇよ』とか言われたりして。信じられないんだったら、(試合に)乱入しに行きますよ(笑)。僕は技だけもらわなければ、ぜんぜん問題ないんで。技だけやらせてもらって、すぐ帰って行きます(笑)」なんて言っていましたが…。まあ言っても詮無いですね。第2の人生を歩み始めた男に失礼ですか。本当にお疲れ様でした、イタリアの伊達男!ミラノコレクションA.T.!)

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