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2010-02-23

勝彦… 恐ろしい子!(2.22 IGF東京大会)(10/02/23 No.1)

 2.22IGF東京大会メインイベントは、健介・中嶋VS小川・澤田の急造遺恨戦。

 客層の特性なのか、テレビで見ているから伝わらないのか、決して興奮がマックスとまではいかない試合前の空気。試合の価値は、まさに試合の内容そのものによることとなっていた。

 日々の積み重ねのない一発勝負の試合で意味を持つのは、コモンセンスの共有度。こうくればこう返すというプロレスのコモンセンスが分かっていればいるほど、当意即妙の攻防が広がっていく。

 小川、澤田のIGFコンビは、中盤以降キックを多用した試合を展開。特に澤田は、ほぼ日本的なチョップとキックの打ち合いでのみ試合を展開していく。王様を裸だと言った子供ならずとも「あの人達キックしかできないの?」と率直に言いたくなる、非合理的な攻め方。コモンセンスの欠如は、ただやるだけならば攻防どちらの技術も要さない技の展開に収斂していくこととなる。

 正直言えばデタラメな試合だったと思う。その場その場で興奮はするけれど、味の無い試合だった。もっと殺伐としていればそのデタラメさにも味が出たが、それには至らなかった。試合後マイクを握った蝶野の「なんだあの試合は。あれがプロレスか」という言葉がやけにリアルに感じられた。

 そんな中で異彩を放っていたのが中嶋勝彦。いつもどおりのマットさばきを展開していただけなのだが、そのいつもどおりをこの異常空間でやり遂げたのが凄い。気持ちの強さをこんな試合でも持ち続けていたことも素晴らしい。

 澤田ばかりでなく、小川をも翻弄せんとする姿には正直惚れ惚れした。カットプレーに入ろうとした小川を、前蹴り一閃黙らせ、ロープにもたれさせたときの観客の沸きよう。そして小川の表情。思わぬレベルで沸かせてしまったという、恥辱に満ちた表情。この表情を引き出したのには価値があった。帰りしな、エプロンに戻る際と、何度も小川を一瞥し、小川の反撃を警戒。こういうのができないレスラーが多い。闘う姿勢が素晴らしい。結局のところ小川の一発の重さに劣勢に回ることが多かったのだけれど、絶対に位負けしないぞという意気込みは存分に伝わってきた。小川に見劣りすること、決してなかったと思う。

 中嶋勝彦は末恐ろしい21歳。これで体があればと勿体なくてならない。いやいつかこのハンデを乗り越え、プロレス界の中心に躍り出ることもあるかもしれない。素晴らしいリングでの立ち振る舞い、闘う姿勢。勝彦… 恐ろしい子!と言わざるをえない。

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 (IGFの客層ってつかみにくいですね。地方興行っぽかったり、たまに後楽園っぽかったり。いろんな側面が見られたこの日の興行でした)

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