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2010-03-09

全日本・武藤も長期欠場へ。両国も出場せず。されど気持ちは前向き(10/03/09 No.3)

 全日本プロレス3.21両国大会のカードが発表されました。

スポーツナビ | 格闘技|ニュース|メーンは小島vs.浜の三冠王座戦、船木vs.みのるは完全決着へ=全日本プロレス
■全日本プロレス「2010プロレスLOVE in 両国 vol.9」
3月21日(日)東京・両国国技館 開場15:00 試合開始16:00

<メーンイベント 三冠ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]小島 聡
[挑戦者]浜 亮太
※王者小島聡は2度目の防衛戦

<セミファイナル 世界ジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
[王者]カズ・ハヤシ
[挑戦者]KAI
※王者カズ・ハヤシは9度目の防衛戦

<第6試合 シングルマッチ ~金網マッチ~ 時間無制限1本勝負>
船木誠勝
鈴木みのる
※レフェリーストップ、ロープブレイク無しの完全決着ルール

<第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
西村 修、曙、近藤修司
TARU、ビッグ・ダディ・ブードゥー、稔

<第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
諏訪魔
河野真幸

<第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
KIYOSHI、BUSHI
チェスマン、ダーク・オズ

<第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負>
太陽ケア、NOSAWA論外、MAZADA
レネ・デュプリ、ヘイト、歳三

<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
真田聖也、大和ヒロシ
スペル・クレイジー、中之上靖文
» sportsnavi.yahoo.co.jp

 はい、武藤の名前もムタの名前もありません。特にムタに関しては、ジェロニモがどうとかで出現を煽っていたのに、肩すかしです。

 正直、ややパンチが欠けるカードになったことは否定できません。武藤(ムタ)の不在は大きい。そういう声が巷に溢れることでしょう。

 ただ、ビッグマッチに穴があいたのには、当然、理由があります。

スポーツナビ | 格闘技|ニュース|武藤が右ひざ手術を決断、長期欠場へ=全日本プロレス
全日本プロレスの武藤敬司代表取締役社長は9日、都内の全日本プロレス事務所で会見を行い、変形性膝関節症右膝関節内遊離体の手術のため12日の千葉・銚子市体育館大会から今シリーズ全戦を欠場すると発表した。
» sportsnavi.yahoo.co.jp

 主力の欠場続きのマット界(というかNOAH界)ですが、ここまで波及してしまうとは。

 本当にプロレス界は踏んだり蹴ったりです。

 症名はなんだか難しいですが、いわゆる「関節ねずみ」というヤツですね。このねずみが膝関節の動きを邪魔しているため、除去する手術を行うというわけです。

 せめて大事な両国くらいは出た方がいいのでは、という人もあるかもわかりません。僕も第一印象でそう思いました。上のリンク先にもありますが、手術は4月なのですから。

 ただ本人的にはそれも辛いみたい。

週刊プロレスmobile

今年に入ってから痛みが大きくなって、日々、痛みと闘っていた。それで今シリーズ入ってプロレスをやる中で、逆に周りの足を引っ張ってるなって思って、そういう精神的なショックが自分の中でありましたね。

» www.sportsclick.jp

 だいぶ切羽詰まった状況なんでしょうね。

 また、いつかは直面する武藤の引退に向けて、他の選手の奮起を期待したいところもあるのでしょう。

週刊プロレスmobile

オレはつねづね言ってるけど、全日本プロレスっていうのは根付かないといけないし、オレがいようが、いまいが今後ずっと残らないといけない。そういうなかでこれは逆にチャンスであり、ほかの選手に頑張ってもらいたいですね。

» www.sportsclick.jp
週刊プロレスmobile

(自分がいない全日本への不安は?)不安はあるけど、こんなものはなるようにしかならないから。いずれは武藤敬司という肉体は絶対に滅びるわけで、それと同時に全てが滅んだら本末転倒になるわけでね。

» www.sportsclick.jp

 継続性ある事業活動が求められる昨今、全日本にもその試金石となるイベントが発生したということなんですかね。

 ただ、本当にチャンスではあるんです。天龍離脱後の全日本で三沢が頭角を現したように、猪木が現場から消えると同時に三銃士が芽を出したように、ポジションによって人は作られます。磨かれる機会がなければ、玉も光ることはありません。無論、本人の気持ちは必須でしょうが。

 復帰の時期を問われる武藤。

週刊プロレスmobile

わからないね。オレ一人でどうこうできるものではないから。生まれたままの元通りの足にはならないんですよ。

(略)

(ヒザの中を)開けてから分かることもあるだろうし、医者の方の手応えもあるだろうしね

» www.sportsclick.jp

 ショッキングなことをさらっと言ってのけます。もう戻らない足にも淡々とした語り口です。

 そういえば「この足、プロレスにくれてやる」も武藤の言葉でしたかね。多分に売り言葉ではあるんでしょうが、まぎれもなくそれを実践しています。起こってしまったことは売っていくしかないプロレス界。プロレスラー。

 プロレスラーの覚悟、凄味はこういうところにも感じられます。今となっては限られているであろうギャランティが、決して体の慢性的な痛みに報うことはないのに、それでもレスラーは闘い続けるのです。

 しかし武藤のコメントに悲壮感はありません。あくまでも前向きです。

週刊プロレスmobile

レスラーである以上、(試合内容の)クオリティーも追求したいわけであって。それができなくないからこそ、今回の手術にいたりました。

» www.sportsclick.jp

 まだ希望があるから手術に踏み切る。ごまかしの無い試合をするために、あえて欠場の断を下し、手術の道を選ぶ。手術は今回で4度目なんです。それでも前を向き続けているんです。

週刊プロレスmobile

またオレが戻って来るときに、オレにジェラシーを抱かせるような現場になっていて欲しいな。オレもきっちり治して、よりいい武藤敬司で帰ってきますので、

» www.sportsclick.jp

 願わくば、この武藤の言葉どおりの現場であってほしいですね。

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■関連ビデオ

武藤WCWからの凱旋帰国第一戦(武藤が全部もってった試合。生で観ました。当時の新日らしくなかったのに凄く盛り上がった)

(ちなみに両国への来場はあるみたいですね、武藤。何かちょっとしたアクションくらいは期待したいのですが、ダメですかね)

(行く末が心配になったのは田中戦の敗戦からででしょうか。発言の危うさからでしょうか。右サイドバーで「全日本3.21両国」、「2月」及び「週プロ」についてのアンケートを実施しています。是非是非ご意見を。)

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