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2010-03-19

新日本・棚橋………(10/03/19 No.1)

 先日の熊谷大会を「左ひざの負傷」で欠場した際には

東京スポーツ(3月18日付け紙面)棚橋のコメント
東京スポーツ(紙面) やはり(武藤と)同じ道を歩むのか…。それにしてもオレはガラスのエースだな
» www.tokyo-sports.co.jp

 と自嘲していた棚橋。

 自嘲するのにもロマンティックなフレーズを使うのが棚橋らしくて、心配しつつも笑ってしまいました。

 同じく熊谷大会、リング上の挨拶を終え退場する際の、

イマコソ|棚橋弘至 オフィシャルブログ powered by Ameba
欠場にもかかわらず…

あたたかい声援

花道をさがる途中、小3くらいの女の子が


「待ってるね♪」って



グッときた


なぜ今ケガを…っつー情けない想い




一秒でも早く治したいっつー気持ちが


振り切った!

» ameblo.jp

 こんなエピソードをblogで披露し、自らをドラマの主人公にしてしまう棚橋。ナルシストぶりが、また棚橋らしくて、心動かされつつ笑ってしまいました。

 

 辛い中でも棚橋らしいと「思おうと」してきましたが、笑えない展開になりました。

東京スポーツ(3月19日付け紙面)
東京スポーツ(紙面) 15日の新潟・燕大会で左ひざを負傷した新日本プロレスのエース棚橋弘至(33)が17日、神奈川県内の病院で精密検査を受けた。結果は「変形性膝関節症及び外側半月板断裂の疑い」
» www.tokyo-sports.co.jp
東京スポーツ(3月19日付け紙面)
そもそも棚橋の左ひざは2年前から前十字靱帯が断裂した状態。当時手術をしなかったこともあり、靱帯と半月板の完全回復は検査前から期待されていなかった。今回の診断結果はある意味、想定の範囲内という部分もある。
(略)
とはいえ、負担をかけてきた左ひざが限界に近いことも事実。
(略)
かつての師匠・武藤敬司は右ひざの「変形性関節症」に悩まされ、今月9日に手術を決断。長期欠場をすることになった。武藤に続くかのように、同症状の悪化が判明した棚橋に対し、新日プロの三澤威トレーナーは「2年間やってきましたが、変形性関節症が進行しているということ。武藤さんのようになりつつある」と誰も望まぬ形の”武藤化”を危惧している。
» www.tokyo-sports.co.jp

 東スポ一面をこんな記事が飾っています。

 想定の範囲内ではあったというものの、棚橋、武藤級の重傷になりつつあるようです。富家・林の両リングドクターも「手術をしてキッチリ治すのが望ましい」と見立てをする状態です。3月20日も当然休むべき状況ということに他なりません。

 かつて猪木は、ビッグマッチ前に負傷を抱え、前哨戦で相手にそこを攻められ大ピンチに陥り、最終的には蔵前国技館で大勝利という綱渡りをよくやっていたと聞きます。それを東スポが煽りまくり、日々、紙面で猪木の窮状を流していたのだと聞きます。僕はさすがにその頃の東スポ読んでないからよく分からないのが実際ですが、まあ似たようなことは続く選手もやっています。

 で、今回もそういう狼少年的なことをやっているのかもと、極めて楽観的観測をしてみたかったわけですが、どうもそれはできなそうです。「記者の目」なるコラムでは「第三者の目に強制力を」と題し、普通なら即手術となるようなケースでも闘い続けるプロレスラー、闘わせ続けるプロレス界に警鐘を鳴らし、第三者が認めた選手以外は出場できないようなシステムができないものかと意見しています。こんな凝った狼少年もいないでしょう。他団体の負傷者状況もまとめてますし。

 僕はプロレス界に、コミッションとか、ライセンス制度とか、東スポが言うような第三者審査システムが馴染むとは考えていません。許認可も無く、誰でもハードル低く事業を開始できるプロレスという業界が、そんなもので縛れるとは思っていないからです。法律や行政に縛られでもしない限り「現実的な話として」無理だと思っています。

 あるいは、やってできないことはないでしょう。しかしザルシステムになること間違い無しなので無駄なコストがかかるだけ。そのコストは誰が負担するんでしょうか。こんな時代にチケット代に転嫁することは難しいでしょうから、レスラーや団体側が苦しくなるだけです。そして悪条件での試合が、興行が、増えていくだけです。誰も幸せにはなりません。

 だから、選手や団体が自らの矜持により自主規制していくしかないわけです。今回の話で言うならば、勇気を持って休むしかないわけです。休ませるしかないわけです。願わくばこれほど悪化する前にそれをするべきでした。手術をすれば半年以上の長期欠場になるであろうという見立てがありますが、それもしょうがないんじゃないでしょうか。

 

 はい。僕は長い目でみたときに矛盾したことを言っています。普段はエースなら頑張れと言い、あの試合は今一つだったといい、更なる奮起を促します。その一方で今回のようなことが分かれば、無理せず休むべきだったといいます。いい加減です。どうしょうもないです。でも、ファンなんてそんなものです。いい加減でどうしょうもないものです。たとえば、一生付いてく!と言いながら、何年か経てば「○○は終わってる」と言い放ったりします。一生付いてくといって、一生付いていった人間がどれくらいいるのか、僕は寡聞にして知りません。その場の勢いで応援し、その場の勢いで退いていく、そういう残酷な存在がファンです。少なくとも、その有力な一類型です。

 棚橋には、そのくらいの”割り切り”をもって、ゆっくり治療に入ってほしい。そう思えなくてもそう思い込んで、休んでほしい。棚橋言うところの、ファンのため、全てのプロレスに関係する人のためという考えは、一旦置いておきましょう。今は自分のことを最優先でいきましょう。それが長期的に見ればプロレス界の持続的な発展につながります。10年先のプロレス界も棚橋分を必要としているはずなんです。エースを自称する棚橋のこと、目前に迫る興行も心配でしょうが、幸い、新日本には厚い選手層があります。勇気を持って休める状況なんです。まだ33歳(といっていいのか分かりませんが)、”日本一”への再チャレンジもききます。

 どうしてもそんな割り切りはできない、ファンのためだというならば、ファンの誰も「今この場で燃え尽きてほしい」なんて思ってないだろうことを分かってほしい。このままただ症状を悪化させ、”緩やかな自殺”をしていく姿なんて見たくないことを分かってほしい。そういうファンの”わがまま”をきいてほしい。手術をしてよくなるというのであれば、その道を選択してください。ファンはファンである限り、ひたすら復帰を待ち続けます。それがファンという、他に得難き存在なのです。

東京スポーツ(3月19日付け紙面) 棚橋のコメント
東京スポーツ(紙面) (3.20愛知のNJC準々決勝に向け)やれるだけのことはやります。明日になって劇的によくなることもあるかもしれない。すべてはオレ次第。
» www.tokyo-sports.co.jp

 「当面の痛みなどの症状がひけば、強行出場も不可能ではない」ことから、強行出場も考えているようですが…。

■関連リンク:

プロレス最新情報@ブログランキング(棚橋情報あるでしょう)

プロレス最新情報@にほんブログ村(1日1回チェック。紳士淑女の嗜みです)

YouTube - Hiroshi Tanahashi Theme - NJPW - "High Energy" (音が出ます)

 僕はファンでいる限り、棚橋の決断を応援し続けたいです。願わくば、表沙汰になったのがいいきっかけなのだから、休んでほしいですけど…。

 最後まで接戦になりそうですね、週プロとゴング。ファイトの独自の立ち位置がリアルです。右サイドバーで「武藤テーマ曲」「グローバルリーグ戦」「週プロとゴング」についてのアンケートを実施しています。是非是非ご意見を。今日は「週プロとゴング」最終日。駆け込み投票大歓迎です。

 ※2週間前までの過去ログ一覧は見やすくなってるこちらで(にほんブログ村より)

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