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2010-03-07

プロレスは、いかに戦国を闘ったか(3.6戦国武将祭・さいたま)(10/03/07 No.3)

 前回のエントリーの続きです。

 選手達が行ったプロレスの試合は極めて普通のものでした。というか、普通の試合よりもややテンションが落ちるものだったかもしれません。印象の話なんですけど、こころもち動きがゆったりした試合だったような気がします。派手な動きもやや抑えた感じ。メインより前は特にです。プロレスを普段見ない人向けのなんらかの配慮があったのかもしれない、とやや穿った見方をしたくなるほど。いつもどおりの試合だったら凄く沸いた気もするんですが…。

 というのが、決して、プロレスファンでないと思われる人達の反応が悪くなかったんです。自分の目当てのもの以外のものもきちんと楽しむ心構えがあったように見受けました。というか、プロレスの試合を含んだ歴史イベント、ゲームイベントを楽しもうという気持ちがあったんでしょうね。

 その代わりプロレスの試合で予定調和的に沸くところで沸かなかったり、沸かないだろうというところで沸いたりと、かなり面白い様相を呈していました。

 グランドの攻防では全く反応がありません。武藤がグランドでフェイスロックを極めたシーンなんかホントに静か。まあフェイスロックって確かに沸く技じゃないですよね。でも、純粋なプロレスの会場なら、そこで「ムトー!」とか歓声が飛んだりするじゃないですか。それが本当に水を打ったように静かなんです。生体反応無しって感じで。器が大きいだけに凄く空気が重くなりました。

 続いて武藤の話で恐縮です。武藤が、つなぎでシャイニングウィザード(だと思う)撃ってったシーンがあったんですけど、そこも全く静か。これは当たりが非常に浅かったから。こういうとき、純粋プロレス会場でも微妙なリアクションになりますが、あの場では微妙でなくて無。そういうところに凄くシビアなんですね。その代わり、けれんみたっぷりに撃ったフィニッシュのSWにはいいリアクションでした。沸かないわけじゃないんです。

 第一試合、ドロップキックの相打ち後、きりっと向かい合ったりするのにはいいリアクション。こういう殺陣っぽいのは「分かる」んです。ちょっとトンボきったりするのにも拍手。それからメインで、青木が高山にカナディアンバックブリーカーやられてるときに、「負けるかぁ」だったかな、そんなこと言った局面があったんですが、ここでも沸いて、大拍手。いい動き、いい気迫には沸くんです。それって凄く当たり前のことなんですけど、凄く新鮮。僕たちが見過ぎてて、見過ごしてることがたくさんあるということですよね。

 そういえば、拍手が長く続くのもプロレス会場らしくなかった。プロレス会場だと拍手しつつも、次のアクションにも身構えるから、必然拍手が短くなります。それが、惜しみない拍手って感じの長い拍手がくる。試合中なのに。へぇと感心することしきりでした。

 今まで書いてきたリアクションが、プロレスを知らないけれど、プロレスを楽しむ気がある人達のリアクションなんですね。案外地方興行とかのヒントになったりして。

 一方で、プロレスファンにもそうでない人にも「分かった」のは飯伏の凄玉ぶり。ひいき目抜きに、これは伝わってたと思います。その場跳びのファイアーバードスプラッシュとか、独自の動きが、会場全体を沸かせてました。高山を大きな弧を描くジャーマンで投げきったのも圧巻でしたね。

 思えば、飯伏と石森だけが武将名で声援もらってました。ミツナリ! とか、モトチカ! とか。歴史ファンにも彼らの試合が届いた、そう信じたいところです。実際、ああいうタイプの選手が一見さんにも届くのでしょうし。あ、あと高山も呼ばれてましたね。「忠勝、行けぃ」って野太い声で。次の瞬間、ほんとに出て行く流れだったから、笑ってしまいました。あの忠勝も凄かったですね。体の縮尺が一人ずば抜けて違うから存在感が圧倒的でした。

 

 あれ、まだ書きたいことがあるな。雑感的に。最後の最後にもう一回だけ続きます。

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コメント

今は各団体に私設応援団みたいなのがいて応援やら拍手を先導してますからね。
そういうのがいない興行だとそういう風になるのかもしれないですね。

結構新鮮な会場でしたよ。
ああいう方がかえって選手も楽かもしれないと思いました。

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