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2010-03-21

3.20・NOAH後楽園大会、現場は暴動寸前だったんだって(10/03/21 No.1)

(ネガティブな物言いもありますので、そういうのが嫌いな方はご面倒ですがブラウザを閉じてください。すいません)

 前のエントリーの続きです。

 ハッピーエンドばかりがプロレスじゃないのは十分分かっています。バッドエンドがあるからハッピーエンドが映えるわけで、それに異論はありません。

 ただ、なんで昨日のメインだったんでしょうか。

 オレンジ色が目立つ南側だったからどうでもいいやって思ったんでしょうかね…って皮肉を言うのはやめましょう。

 昨日後楽園にいたお客さんってどんなお客さんなんでしょうか。村上が来るから行ってみようって人も一定割合いたでしょうけど、少数派だと思います。そういう浮動層が多いならば、もうちょっとお客さんも入ってるでしょうし。

 あれだけ主力選手が欠ける中きてくれるお客さんって、NOAHが大好き、NOAHに頑張ってもらいたい、ってファンばかりだと思うんですよ(あとは招待客)。いってみれば上得意様。そういう、本来なら一番大切にしなければならない選りすぐりの観客の前で、よりによってメインで、よくああいうことができるものだとひたすら感心します。

 あるいは、そういうお客さんの前だからこそ一足踏み込んじゃってもいいと、思ったんでしょうか。いってみれば”信頼関係”がある、と。でも、それでよかったんでしょうか。昨日、信頼関係をなくしてよかったんでしょうか。今のお客さんは、村上憎しという方向にはきっと行きません。村上もひっくるめた主催者側に憎悪が行く可能性はあっても、村上だけに行くって話はない。後楽園のお客さんなんだから、主犯はNOAHって思いますよ。実際の主犯がどうだとかは関係無く、団体が関与してるんだって思います。信頼関係はそこでエンドです。

 はたまた、「こういう窮地で打つ奇策、ズバリ」的な目論見があったんでしょうか。これだけ欠場があるから全員が一生懸命な試合をするだろうと思われる中、裏をかく技巧で、マニアを唸らせる的な。かつてのヨネVS村上が1分足らずで無効試合になったのをうまく想起させて、みたいな。でも、そういう技巧に目がむいちゃうとろくな結果になりませんよ。マニアックなところよりも大局を見るべきです。

 また、びっくりしたのが丸藤副社長の発言。「3月26日千葉大会でベルトかけて決着戦」ね。21世紀、それも10年代になってこれが出てくるとは驚きです。いやまあ出てきたっていいんだけど、あんな露骨に予告篇にしたらどうなるか分かりそうなものなのに…。今年一番びっくりした発言です。

 何年だあれ、ケロちゃんが土下座した新日本の後楽園大会。ちょっと前から定着してた橋本と、帰国したばかりの蝶野が、タッグ対決で大暴走のアレ。暴動寸前の後楽園。89年くらいかな。あのとき新日本の関係者が「次回は凄いぞ」と客前で言って大ひんしゅくを買ったそうですが、あそこから何もプロレスは変わってないってことです。いや、プロレスが変わってないんじゃない、NOAHが取り残されてるんです。次回なんて今来ている客には関係無いことを分かっていないんです。”今風”のプロレス団体だったはずなのにね。これだったらまだ事件性を排除してたNOAHの方がましです。

 って繰り返していいますけど、バッドエンドが悪いんじゃないですよ。バッドエンドのタイミングとやり方の問題。もう少しギリギリの線で客を馬鹿にしないやり方があったんじゃないでしょうかね。具体的に言うと、その他の試合が充実してるか否かと、試合順。ていうかメインに昇格させた意図はなんだったんでしょうか。勝算があったからそうしたんですよね。これがひときわ火に油注いでるんだと思うんですが。これが当初の発表どおりセミだったら印象は全然違ってたはずです。ってまあそれじゃ狭い意味での「エンド」じゃないか。ただ、セミ以下の試合がこの試合をカバーするものだったかといえば………そこまで批判するのは本意でないのでやめましょう。メイン自体にも、もう少しまっとうな攻防があれば、全然違ったと思います。

 そりゃあ、これで千葉大会に注目は集まるでしょう。そこが狙いなんでしょう。でも、それでお客さんが来るんでしょうか。注目が集まるだけで動員できるなら興行なんて簡単なもの。今の観客予備軍は、もっと他のことにもお金が使いたい。だからどこの団体も苦労してるんでしょう。地上波ゴールデンがあった時代ならブロードキャストの威力が勝る可能性もあるでしょうが、そんな状況じゃないのは周知のこと。来るかどうか分かりもしない観客のために、実際身銭を切って来てくれている観客をぶった切る。それも他に何をスペシャルなものを与えたわけでもないのに。僕だったらこの実験の行く末だけに注目します。他のことは知りません。

 あるいは、何もしないよりはマシというご意見もあるかもしれません。でも、本当に”何もしないよりはマシ”だったんでしょうか。思考停止せずに考えてみたいですよね。また、注目されたうえで期待感があるからお客さんも集まるわけで、そうでなければ推して知るべき。今回の4人への期待感がどのくらいなのかも検証が必要でしょう。

 新日本の暴動未遂のときはケロちゃんでしたが、今回は杉浦が観客に謝罪しました。「こんな感じになりまして申し訳ありません。選手は頑張ってるので、これからも見捨てないで応援よろしくお願いします。…ホントにすいません。腕が震えてきてしまいます。まともにキーが叩けない。今回の一件に全く無関係なGHC王者に頭を下げさせてよかったんでしょうか。こんな惨めなこと言わせていいんでしょうか。王者の仕事にはそういうのが含まれているものなの? 暴動未遂問題の是非は別にしても、NOAHの姿勢が問われる話です。

 願わくば唯一の専門誌「週刊プロレス」には、この日あったことを肯定しないでもらいたい。「久しくNOAHの会場になかった熱と殺気があった」とか「観客が本気になった」とか「テーマのなかったシリーズに活気が出てきたのもまた事実」とか、そういう構図で映し出すの、本気でやめてほしい。それをやるくらいだったら、よそにそうしているように、逆取材拒否してほしい。大バラモン展の方がまだ誠実で本気です。

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『18年前の“俺達の時代”』(1989年12月7日・両国国技館)(89年の新日本”暴動未遂”の顛末が載っているコラム。よくネット上にこんなソースが… )

 まあ別に僕は金出してないから(あえていえばNOAH見るためだけに「G+」加入してます)怒る筋の話でもないです。ただ、blogやって情報追いかけてるうちにNOAHを応援したくなってただけに、ちょっとエキサイトしてしまいました。次からはポジティブなことを書きます。

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コメント

私もG+観戦だったので偉そうなこと言えやしませんが、これはひどかった。
現在のノアにこんなことをする意義がどこにあるのか?
大混乱でノーコンテストでいいんです。それは想定済み。ただ、リングの中で闘うべきだった。ホントにそれだけで随分違ったんじゃないかなぁ。
会場であの手の場外乱闘やられても、それ程ヒートアップ(いい意味の)しないんですよね、良く見えないし。
出てくるだけで空気が一変し混乱を収束させられるような軸がいないことも露呈した感じで、なんだか辛かったな。

90年代後半、バブルがハジけた直後の女子プロでは、ナンチャラ最恐軍とか、いろんなヒールユニットが巣食っていて、凶器や乱入などの不完全決着試合を繰り返しては、「怒ってる客は、アタシらの手の平の上で踊らされてるんだよ!」とうそぶいていた。ガラガラの後楽園ホールで…。僕はその時、「ほとんどの客は、怒ってなんかいないよ。会場に来てないんだよ」と思ったものです。そして今、女子プロは、後楽園が「一世一代のビッグマッチ」というジャンルになってしまった…。ふとそんなことを、今回の件で考えてしまいました。

今、週モバの週プロ早版を見ました。管理人さん(って呼び方でいいの?)が懸念していた、「この事件を無理やり肯定的に捉える」というような記事には、さすがになってないみたいです。早く全文を読みたい。

週プロも週プロの限界くらいは書いてますね。モバイルは更に上いってる気がしますが。

ナンチャラ最恐軍、いましたね。思い出して笑った。裁くの方でしたっけ。

「ほとんどの客は、怒ってなんかいないよ。会場に来てないんだよ」
これにも笑いました。って笑い事じゃないはなしなんでしょうね、ほんとは

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