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2010-04-10

グレート・ムタの金網電流戦動画問題から、「名実況」「神実況」について考える(10/04/10 No.2)

 ちょっと古い話になります。全日本チャンピオンカーニバルの金網戦問題エントリーを立てた際の話。

 「関連リンク」で

YouTube - NWA - 1989-04-15 - Great Muta w/ Gary Hart vs. Greg Evans本当はムタのWCW金網電流戦をリンクしたかったんですけど、なかったので若き日のムタのスクワッシュマッチ。自由な感じ)

 こんな分かりづらいことを書いたんですが、

ムタの電流金網戦! 確か『ハロウィン・ハボック』ってPPV大会でやったんですよねえ。

俺も見たいんだけど、ないんだよなあ。

WWEのオフィシャルで出ないかなあ。お願いビンス! 映像権持ってるんでしょ?

投稿: 雨闘句 | 2010-04-03 18:45

 ほどなくして、こんなコメントが返ってきてびっくりしました。

 ムタの電流金網戦というだけで、ハロウィン・ヘイボック(当時の日本ではこの表記でした。ちなみにムタのそれがあったのは'89)だと即座に分かる人がいて、こんな書き込みをしてくれるこの世の中。そもそも10年代になってこんなことblogに書いてる人間がいるこんな世の中。そりゃあ日本のGDPもなかなか戻っていきませんよ。

 雨闘句さんは、権利を持っているだろうWWEからリリースしてほしいとの願いを書いておられます。確かにその意見には賛成。最近のファンはあまり目にしたことのない映像でしょうしね。ただ、そうなると欲も出てきて、結局それが叶わなくて残念になる、というところまで先読みできてしまうので、切なくもなります。

 昔、このハロウィン・ヘイボックってWCWビデオシリーズの一つとして東芝EMIから発売されてたんですよね。そのときは、日本語実況がついてたんです。斎藤文彦さんと土居壮さん。軽妙且つアフレコとは思えない臨場感の名実況。僕、あれ、大好きだったんです。あれがついてないと当時のWCWビデオとして片手落ちなんですよね、僕的には。今のWWEだとああいうローカライズはNGなんでしょう? それが残念で残念で…。あの東芝EMI版ってもう見れないんだなぁと寂しくなってしまうといいますか。引っ越しのときに捨ててなければなぁ…。

 やっぱりプロレスにおいて実況って凄く大切ですよね。新日本プロレス全盛期に古館アナがいなかったらと考えてみると、やっぱり別の現実があったと思いますし。

 辻アナが今の新日本を実況してたらどうなってただろう、とか…思いますよね(これは僕だけです)。あの、テレ朝に寄せられた手紙の中で「あなたの実況最高です。特にテレビの音声をオフにすると最高です」的な高度な皮肉を言われた辻アナが、現代の新日本に甦ったらと思うと色んな意味で興奮します。

 「ド演歌ファイター、真壁刀義であります」「ときめきのヴァージン・レッド! セクシャルターザン! 内藤哲也」「前から後ろからとボマイェを施してまいります、この中邑真輔ですが…」「熱血ブリッジ宣言、棚橋弘至!」「毎日がアニバーサリーだ、CHAOSのアニバーサリーだ」とか言われた日には、あのころ以上にファンが熱くなること(いろんな意味で)請け合いです。あのアクの強い長州や三銃士をもってしてもかき消せなかった辻アナの毒気ですからね。今の選手だと飲み込まれてしまいそうなアレがあります。

 インタビューでの選手へのタメ口も含めて、ファンをヒートさせた辻アナ。でもたまにアレを聞いてみたくなるときもあるのですから不思議です。マサさんとのコンビでね。やっぱりなんだかんだ言って印象深いものだったってことです。って辻アナトークが長くなりすぎました。

 全日本も名実況が多かったですが、僕的には若林アナと竹内コウちゃん。二人の仲良しぶりが、なれ合いっぽくなくいい形で出てて、聞いてて心地よかった。竹内さんが、若ちゃんのフリを否定することなく「悪くないですねぇ」と重ねていくのがまたいいんです。馬場さんだったらそうは行きませんからね。シュートマッチの様相を呈してまいりますよ。

 重ねていくといえば、小鉄さんは案外重ねてくれるんですよね。「ありますね」ととりあえず言ってくれるのがパートナーを安心させてくれる感じ。喋りやすいでしょうね、あれだと。さすがテレビ解説のために話し方教室に通った小鉄さんです。

 21世紀になってからは、インディー系にも名実況があります。大日本の須山さんと登坂さんのコンビ、いいですね。サウンドエフェクトとして、大日本の凄惨且つ青春っぽい試合にマッチしてる。登坂さんの上り詰めていくような実況と、須山さんの何かが起こっていることはビンビン伝わってくるしゃがれた声質が「大日大戦」を体現しています。

 現在まさしく「神実況」と言われているのが鈴木健さんと村田さんのDDTコンビの実況。非常に味があるというか、これまでにない独自のおかしみのある境地を切り拓いていますね。まじめな大一番も、基調が同じなので、まじめに見れなくなってしまうところがやや諸刃の剣ではありますが…。

 と、駆け足に色々詰め込みましたが、それもこれも実況に対する思い出と思い入れが多いからこそ。本当はまだまだ全然足りないですしオチもないですけど、時間もないので、断腸の思いで終わりにしたいと思います(これから日帰り旅行)。

 そしてみなさんの思う名実況、神実況についてご意見をいただければ、幸いです。選択肢に不足はあるでしょうが、その他のご意見大歓迎です。

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 校正、推敲してなくて上げます、すいません。こんな時間がないときに書くな、とも思うんですが、この手の思い出系のエントリーはやろうと思ったときにやらないと、書きたいことがありすぎて結局書けなくなっちゃうことがあるので…。

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コメント

「ハボック」と「ヘイボック」。表記の仕方が2通りあったんですよねえ。
英語の発音的には多分「ヘイボック」の方が正しいと思うんだけど、僕は語呂的に「ハボック」の方が好きでした。WCW史上で、スターケード、グレート・アメリカン・バッシュと並ぶ「ベストネーミングPPV」でしたね。

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