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2010-05-30

個性派外国人参加の新日ジュニアの祭典から、90年代前半の全日本アジアタッグ戦線に思いを馳せる(10/05/30 No.4)

 新日本プロレスのベスト・オブ・ザ・スーパージュニア、開幕しましたね。僕は行きたい気持ち満々だったんですが、家庭の事情により観戦ならず。「この前Jタッグトーナメント見に行っちゃたしなぁ」と自分を納得させて、子供のお世話です。

 で、そんなときに限って試合が大爆発してるんですよね。ソンブラとリチャーズの動きがキレまくってたみたいだし。タマ・トンガは相変わらずリングの物理法則に抗ってたっぽいし…。

 憎い! 家庭が憎い! (いいすぎです)

 (ちなみに試合結果はこちらからどうぞ)

 

 最近の新日本の、個性派外国人を新規開拓する姿勢、これだけは手放しで評価したいですね。新日本オフィシャルサイトのトップで動画の音がうるさいこととか、丸藤にやられっぱなしのこととか、いかがなものかと思うことも結構ありますけど、それはそれです。やっぱ、外国人はプロレス興行の華ですよ。

 外国人は経費がかかる。あるでしょう。そのわりに日本人とスイングしていかない。ありますあります。その他もろもろ、忌避される事情は、だいたい察しがつきます。かくいう僕も、80年代90年代の全日本で、三冠防衛戦がハンセン以外の外国人だとがっかりすることもありました。今回はそれほど盛り上がれないんだ、と、正直思いました。当然、観客動員にも影響が無いとは言えないはず。

 だから、いわゆる「仕事のできる」保証のある外国人ばかり呼ぶ、ということになってしまう現状。

 でも、やっぱり新顔の外国人が見たいんですよね。youtubeやらなんやらで文化がクロスオーバーする現代社会でも、やはり異国には文化の違いがあって、日本では見られないような動きがたくさん出て来ます。

 Jタッグにも出て、今度6人タッグトーナメントにでるオースチン・クリードの、けれんみのみで構成されていると言っていいパンチ、あれなんか日本では発生しえないですよね。ソンブラの空中技、エントランスムービーでしか見てないですけど、やっぱメキシコは本場だなぁと感心します。土壌の違いを改めて実感して、ちょっと嬉しい気持ちになったりします。タマ・トンガの荒削りな動きは、かつての「とんだいっぱい食わせ物」外人的なアレがあって、プロレスファンのマニア心をくすぐります。

 そして、そんな文化の違いがある外国人相手だからこそ生まれてくる、緊張感もあります。いつもの日本人同士、最低限手の合うような選手達では出てこないような闘い模様が見えてきます。リチャーズの気性の荒いファイトなんてのも、国籍の違い、言語の違いとあいまって、最低限の相互理解の無い闘いになるのでは、という危うさが片隅にありますよね。それがまたたまらないわけです。そういうのも含めて、”いつも”と違う闘いに触れられます。

 もちろんトップクラスの外国人となると、今はなかなか冒険できないできないでしょう。興行に直結してしまいますから。リスクを冒したくない気持ちも分かります。ストロングマンでそれを思い知る部分もあったかもしれません。

 だからこういうジュニア枠から個性派外国人を呼んでいくというのは、ありなアプローチ。90年代前半の全日本プロレスで、トップクラスでない外国人を充実させてたみたいな感じでね。

 そう、90年代前半の全日本プロレスは豪華でした。大量離脱があった直後だから外国人で穴埋めしようという思惑があったのか、必ずしもトップクラスとは言えない外国人が実に充実していました。結果、鶴田・ハンセン・四天王らの三冠戦戦と、トップを狙う、バラエティ感溢れる選手達のアジア戦線の二層構造が確立し、ゴージャスな興行が日々開催されていました。あのころの全日本は、僕にとって一つの理想郷です。

 新日ジュニアに来襲した個性派外国人は、あのころのアジアタッグ戦線を想起させます。オースチン・クリードのパンチは、ダグ・ファーナスのバク宙ドロップキック的なけれんみ。リチャーズの鼻っ柱の強さは、ダニークロファットのそれになぞらえられる。ソンブラらメキシカンの空中遊泳は、ちょっと毛色が違うけど、マレンコ兄弟の個性的な動きに通底しないでもない。そしてタマ・トンガの動きは…えーと、スティーブウィリアムスが一番しっくりくるんですけど、あの人はトップクラスだし…、ブラックハーツみたいな食わせ物系? ってまあ色々ちょっと違うけど、あのころが甦ってきます。

 願わくば、新日本にはジュニアの祭典だけでこの流れを終わらせずに、ガンガン新顔外国人を開拓していってもらいたいですね。90年代全日本のみならず、プロレス黄金時代には常に個性派外国人の存在がありましたよ。

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