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2010-05-05

NOAH・丸藤正道のIWGPジュニア防衛から、人材の宝庫だったかつての新日本プロレスに思いを馳せる(10/05/05 No.1)

 

 びっくりしましたね。5.3「レスリングどんたく」での丸藤防衛。「田口相手なら予想してたよ」との声もありそうですが、僕的にはびっくり。真壁勝利、矢野勝利は僕の中でほぼ予想どおりだったんですが、こちらは予想できませんでした。

 ホームでのリーグ戦は惨敗、5.9IGF大阪大会では注目の一番と、丸藤、状況的には負けて然るべきと言いますか。大一番の真ん中で、テンション落ちましたみたいな話があってもおかしくない状況です。こんな状況で防衛するなんて考えられない、というのが僕の考え。それがあの結果ですからね…。

 でも、プロレスは後から遡ると「なるほどな」と思うところが出てきます。

 今回の新日本も「なるほどな」です。

 5.8CB大会での既存カード(IWGPジュニアタッグ王者決定トーナメント!)をひっくり返して、出場選手だったタイガーマスクをキャンセル。タイガーを丸藤への刺客に立てたIWGPジュニア戦を緊急決定してきました。

新日本公式サイト 管林社長の5.3レスリングどんたく総括コメント

 本日、タイガーマスク選手から急遽要望がありまして、私も彼の言うことはもっともだな、一刻も早くベルトを取り戻さなきゃいけない、という気持ちがあります。丸藤選手は立派なチャンピオンです。ただ、ノアさんの所属選手ですけど、IWGPJr.のベルトを持っている選手がいろんな団体に上がりすぎているんじゃないか? という気持ちもあって、内心不愉快な部分もあります。

 そこで、タイガーマスク選手の要望を得まして、先ほど、丸藤選手の同意とIWGP実行委員会の同意も得まして、急遽、5月8日のJCBホール大会にて、IWGPJrヘビー級のタイトルマッチとして王者・丸藤選手と挑戦者・タイガーマスク選手の試合を組みます。


» www.njpw.co.jp

 「いろんな団体」と言ってますけど”怨敵”IGFなんでしょう。5.9の前日に防衛戦組んでくることから、そう感じざるを得ません。なりふり構ってないですね。

 まあでも、実際不愉快なことも多いでしょう。全くNOAHをコントロールできてない状況ですからね。いや、まあ別の団体ですから本来コントロール云々ということはすることもされることもないんでしょうが、ベルトを預けている側からすれば、好き勝手やられても困るという部分はあるはず。ましてや、三沢さんが亡くなり、テレビも無くなったNOAHの窮地を、新日本が救っているというふうにとれなくもない状況だったわけですからね。

 ていうか、この問題に限らず、NOAHには振り回され続けている気がします。

 去年のドームで交流が再開したときは、”勝った負けた”の対抗戦をやっていくのだろうと思った新日本とNOAHですが、実際は新日本の”負けた負けた”。要所要所で負けているからタチが悪い。タイトル戦で勝ったのって棚橋VS杉浦くらいですか? これでは新日本の熱心なファンが浮かばれません。

 対抗戦をやっていくためには、相手を引き上げていくのが一つの鉄則。力が無いところとやって勝っても、「力の差があるんだから当たり前」となります。それでは商売になりません。相手を強者に見せて、見る側をハラハラさせて、そこで勝ってこそ盛り上がると言うものでしょう。

 別に変なこと言ってるんじゃないですよ。”風車の理論”ってそういうことじゃないですか。敵の力を実力以上に引き出して、それをわずかに上回る力で敵を倒す。スペクタクルスポーツであるプロレスのオーソドックスな考え方です。だから「マッチメイクの妙で、今は戦力的に消耗しているNOAHにいいところを見せさせながらも、要所要所を締めていく」というのが新日本としてのあるべき姿なんですが、実際はその逆になっています。NOAHファンから見れば「うん、新日本も頑張ってるんじゃないの」てなもんでしょう。NOAHが新日本を救ってやってる感じ? そんな風に見えてしまう。逆に新日本ファンが上から目線で見る展開でいいのかといえば、それもまあアレなんですが、極端にNOAHに偏った今は決していい形ではない。なんといいますか、政治力不足を感じます。

 かつて週刊プロレスのターザン山本編集長と抗争を繰り広げた際には、衛星団体総出で取材拒否を敢行し、相手を業界から退場させた新日本プロレス。その衛星団体UWFインターナショナルにも、マット上で壊滅的打撃を与えた新日本プロレス。この頃の政治力は、豊富な人材を始めとした資源力に裏打ちされていました。今も今なりに人材は豊富ですが、それが興行力・政治力に結びついていかないといいますか…。結果として、総合的な弱さを感じます。

 一方で全日本プロレスを見れば、船木と鈴木がトップ戦線の最前線にいる。NOAHに参戦中の佐々木健介は、お茶の間にも影響力がある業界きっての勝ち組。隣の芝生は青く見える、というレベルではなく本当に青い。青々と茂っている。彼ら3人はみんな元新日本の選手。こういう選手達がみんな新日本プロレスに残っていれば、新日本プロレスは栄華を極めていただろうに。業界最大手として盤石の地位を築き、他団体に睨みをきかせていただろうに、と思わざるを得ません。もったいない話です。

 まあでも、それが新日本流の新陳代謝なんでしょうけどね。みんな残ってたら、今新日本の最前線にいるような選手は世に出てなかったかもしれませんし。また、出て行った選手は出て行ったからこそ様々な経験を積んで本当のトップに成長したんでしょうし。そしてそもそも新日本が一強ではないからこそ、色々な団体が花を咲かせているんでしょうし(色々過ぎる現状はちょっとアレな気がしますが)。考えてもしょうがない夢物語なんですよね。

 まあ詮無いこととは分かっていますが、そんなことを考えてしまったIWGPジュニア騒動でした。

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5.3 丸藤VS田口 詳報@新日本オフィシャル(僕的にはあんまグッと来なかったですね)

5.3レスリングどんたく 詳報@新日本オフィシャル(基本として)

 今度タイガーマスクに勝つと、去年のスーパーJ-CUPで勝った選手をもう一度総ナメしたことになりますね。丸藤、2年連続の優勝ですよ。

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