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2010-05-08

丸藤正道VSタイガーマスクのIWGPジュニア戦。試合後手負いの敗者に大ブーイング…。何故?(10/05/08 No.4)

 (記憶だけを頼って書いているのでディティールに誤りがあるかもしれません。あしからず。追記:ニアライブを見てマイクの内容等を修正しました)

 物凄いブーイングでした。

 丸藤正道対タイガーマスクのIWGPジュニア選手権は、試合後のタイガーマスクへの大ブーイングで幕を閉じました。

 当初、ブーイングに対して、「NOAHのファン、どんどん丸藤を応援しろ。それを俺がぶっ潰す」的なことを言い、NOAHファンの一部が騒いでいるかのような扱いをしていたタイガーでしたが、最後には新日本ファンからもブーイングが起こっていることを理解。「新日本ファンのみなさん、お怒りは分かります」とマイクを軌道修正し、事態の収拾を図りました。しかしそれは遅きに失したリテイク。堰の切れた怒涛の怒りはとどまるところを知りません。レフェリーストップにより敗れてしまった”悲運のヒーロー”が、大ブーイングのなか退場するという異例の事態となりました。

 どうしてこんなことになってしまったんでしょうか。

 

 試合の序盤はタイガーの時間。あまり順調だと最後に息切れするのではないかと思わせる展開。

 この試合は新日本が負けられない試合でした。負ければ新日本の”怨敵”IGFにIWGP王者が上がることになります。それは、熱狂的新日本ファンにとっても由々しき事態です。好調であっても、簡単に安心するわけにはいきません。

 途中から丸藤の執拗な腕攻めでイニシアチブが逆転。丸藤の時間。ハイライトのひとつとなった腕へのタケコプターは、タイガーが唾棄した”オタク的なプロレス技”です。それに苦しむタイガーの心中やいかにと言うところですが、新日本ファン的にはちょっと一息だったかもしれません。試合はおそらく長期戦。攻められながら様子を見て、最後の最後に勝機を逃さなければいい。タイガーの勝利を信じるファンの多くはそう思っていたのではないかと思います。

 しかし、そういう展開にはなりませんでした。

 そのままズルズル、丸藤の腕攻めに嵌って行くタイガー。反撃を試みるも決定打には遠く及ばない。腕へのダメージが蓄積されるばかり。

 流れの中で、丸藤がタイガードライバーを狙いに行く。そのまま体勢が崩れたか、うまく決めたか(ここらへん失念。そんな重要なシーンと思っていなかったのかも)を経て、腕ひしぎ逆十字に移行。そして猪木がアンドレに決めたような腕固めを決める丸藤。粘るタイガーの腕を、強引に支配します。タイガーの握り締めた拳の指を、力づくで剥がして行く姿に「強すぎる!」と声があがる。流れの中の1アクションだった技が洒落にならない決まり方に…。

 そこから試合をレフェリーが止めるまでにそう時間はかかりませんでした。20分超と長い時間でしたが、ええ?ここで? という印象のフィニッシュです。

 

 正直、負け方が良くありません。中盤から攻め込まれ続け、そのままズルズルいってしまった。大きな見せ場が無かった。また連敗という事態も重い。NOAHに煮え湯を飲まされてばかりの新日本ファンですから、そこにもフラストレーションが残る。

 更に、よくないことが重なります。

 タイガーがマイクを握ったのです。

 この時点で既にイヤなムード。敗者がマイクを握るというのをファンは好みません。

 「俺はギブアップしていない。おまえなんかの技でギブアップなんかするか」

 力尽きて負けたのではないというアピールは、この場合逆効果。興奮している観客からは、「余力があるのになぜ負けた?」というある意味誤読とも言うべき解釈が導き出されます。

 かてて加えて、ズルズル負けた印象の悪さが残っています。「ギブアップしなかっただけで、明らかに負けだろう」という解釈になります。

 相乗効果でブーイングは必然。

 そこにブーイングをNOAHファンのものと勘違いしたかのような発言が重なるのですから、もはや事態を収拾する術はありません。全ての抵抗をやめて退場する以外には。

 大きく私見を挟めば、これまでのタイガーのそっけない試合に対する不満の誘爆があったように思います。タイガーの”失態”を受けて、これまでの不満が爆発した部分もあったのではないかと推測します。もしこれが試合でファンとの信頼関係が築かれている選手であったら、もう少し軟着陸が出来たのでは………、と思わないでもないです。

 いずれにせよ一度堰を切ってしまった感情を、元に戻すのは容易ではない。タイガーマスクのヒーローとしての再起には、相当の困難がつきまとうと見ました。少なくともJCBホールでブーイングを送ったファンの応援を取り戻すためには、かなりの労力が必要でしょう。

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