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2010年7月25日の3件の記事

2010-07-25

7.24・NOAH有明大会で丸藤正道組と対戦した新日本・中邑真輔、またまたまた悪質発言(10/07/25 No.3)

 丸藤正道・青木篤志 VS 中邑真輔・外道のタッグマッチ、試合開始直後の高揚感がたまりませんでした。なんと言っても中邑と丸藤。種類は違っても、天才同士の初対決ですからね。

 メインとセミが凄い試合だったことで、最終的に残った印象は薄味のものとなりました。また、2人が対決するタイミングはわずか2回で、今後の闘いへの予告篇になった感は否めませんでした。

 しかしファーストコンタクトのピリピリした感覚は十分スペシャルなもの。レスリングに裏打ちされた実力があるスター選手が対峙すれば、派手な技がなくても退屈なものにはならないのだと、改めて実感させられました。

 さて、試合後の両者は色々コメントを出しているわけですが、今回は一番フックしてきたところだけをピックアップ。僕的には結構インパクトのある言葉でした。

プロレス/格闘技DX 中邑のコメント

個人的には楽しませてもらった。触ったくらいだけど。新日本とやっていたいのは彼(丸藤)の本音なんじゃないの。何もしないで沈んでいくより、どっかでひっかかればどうにかなると。

» web.peex.jp

 これまで真壁力皇が ”沈む沈まない” の問答をしてきたことはありますが、いずれも、試合に ”勝って負けて” の話でした。負けた団体がそれに連動して没落するという話。いわゆるリング上の強弱を前提とした話なんですよね。リング上で起こっていることを一つの大河絵巻、ストーリーと考えるならば、ストーリー上の話なんですよね。

 それが今回は文脈が違います。「何もしないで沈んでいく」は、これまでの文脈の中では、あり得ないんですよ。負けたとき、そこで沈むんですから。

 つまりは、これ、NOAHという団体(あるいは丸藤)の、人気とか盛り上がりとか、もっと言うと経営にまで言及してる発言だと思うんですよね。実際どうかは分かりませんが、そう聞こえてしまうという感じ。シュートもシュート、カミソリシュートの平松ですよ(KENTAばりのタイムスリップ)。その後の「(この試合は)対抗戦じゃなく交流戦だよ」という言葉と合わせると、また意味深なんですよね。

 正直扱いにくい発言。ファンレベルだったらしょっちゅう囁かれるような発言ではありますが、当事者が言うとなると響きが違います。普段だったら他団体まで出向き、選手のコメントを拾ってくる新日本オフィシャルが全く拾ってないですからね。ってまあ、この日は三上や内藤がSMASHに出てたから、そちらまで手が回らなかったという説濃厚ですが…。

 いずれにせよ丸藤にとってはちょっと癇に障る発言。対抗戦問題については、KENTAに批判され、特にピリピリしてること無くは無いでしょうし、今後のリアクションが気になるところです。

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新日本・中邑、また(プチ)悪質発言(10/01/20 第3位)(レスログで最初にとりあげた悪質発言)

新日本・中邑真輔、復帰間近で悪質発言も復活(10/06/16 No.3)(二回目。ていうかタイトルに入れてるのはこれが二回目ですけど、もっと色々言ってます。「中邑」カテゴリをチェック!)

 この試合後の両軍のコメントはなかなか面白いです。詳細はプロ格モバイルでご確認ください。

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平成の「鶴藤長天」か? NOAHのディスオベイ・モハメド・ヨネ、軍団大連立に向け動き出す(10/07/25 No.2)

 ”新世紀のアミバ様” こと秋山準が唱えた、ディスオベイ&青義軍の連立政権構想。「1プラス1が0になるかも…」と不安要素を前面に押し出しつつ公開した、例のアレ。

 明らかにおもしろおかしく言っているとしか思えないあの構想に、御大モハメド・ヨネがコメントしていました。

東京スポーツ(紙面) ヨネのコメント

 1プラス1の計算とかはよく分からないけど提携、いいじゃないですか。

» www.tokyo-sports.co.jp

 さすが結成1年足らずで軍団を瀕死の状況に追い込んだ男。言うことが違います。実に大雑把。

 体制の走狗(とディスオベイはとらえるべき存在)、秋山の言うことを信じ切っています。

東京スポーツ(紙面) ヨネのコメント

 青義軍を通じて新日も倒せるし。大阪で永田選手と話しますよ。

» www.tokyo-sports.co.jp

 別に青義軍は反体制ではないですから、新日を倒す方向には行かないと思いますが…。せいぜいNO LIMIT退治に駆り出されるくらいのことでしょう。

 しかし具体的展望が出て来たことに喜びを隠せないヨネは、一気に夢を語ります。曰く大阪で闘う平成維震軍残党(齋藤、青柳)、先日一夜限りの復活を果たした聖鬼軍(川田、田上、小川)との大連立も宣言。プロレス界の頂点取りに意欲をみせました。

 まあなんとなく凄くはあるメンバー。昔の名前で出ています感は強いですが…。しかし本当に実現するとなれば、ディスオベイが今よりは面白くなること確実。NOAHにとっては、全く望外の福音。ずっと前からNOAHファンだった(おい)僕も、ちょっと盛り上がりたくなります。ここからは、脳内麻薬を分泌していきましょう!

東京スポーツ(紙面) ヨネのコメント

 (ディスオベイ・青義軍・平成維震軍残党・聖鬼軍)これがひとつになれば一大勢力になる。

» www.tokyo-sports.co.jp

 これは、80年代に新日本と全日本のニューリーダーが天下取りに向けてサミット開催を提唱した「鶴藤長天」に似てきましたよ! 団体を超えての連立ですからね。

 いや、旧新日本及び旧全日本で一世を風靡したユニットまで加わってますから、2倍の価値があると言っていい! 「鶴藤長天」のパワーアップ版と呼ぶに相応しい! 口さがないむきは「せいぜい、平成裁恐猛毒GUREN隊じゃないか」と言うかもしれませんが、そんなの無視無視。出る杭は打たれるもの、と相場が決まっています。それだけが理由ではない気も若干しますがね。それも無視。

 あとは新しいキャッチフレーズ作りですね。かつての荒技 ”健太ッキーボム” が、その命名により命日を迎えたように、名前というのはとても大事。

 「格闘頂点」という造語に、当時のニューリーダー四人の名前の頭文字を入れ込んだ(鶴田、藤波、長州、天龍)先代は、センスの有無に議論はあるとしても、相当のインパクトがありました。それを超えるようなサムシングが必要でしょう。

 といっても、これがなかなか難しい。

 厄介なのが、ディスオベイの存在。横文字ですからね。こんなの80年代には想定外でしたよ。しかし、こいつら…じゃなかった、NOAHが誇る反体制ヒールユニット・ディスオベイが主役なのですから、しょうがない。なんとかうまくやっていくしかない。

 とりあえず、聖鬼軍の「鬼」、ディスオベイの「ベイ」、青義軍・永田裕志の「永」、これに「チク」が加われば、「鬼チクベイ永」で「鬼畜米英」のもじりが完成なんですが…。あ、いいや、平成維震軍青柳&齋藤のフランチャイズ、中京地区の「地区」で。もう、どうでも…。時間無いし。

 でも闘う雰囲気でしょ? キチクベイエイ。一億国民火の玉だ!とか続きそうだし。若干、無条件降伏の末路が見えなくもないので、一抹の不安を隠せませんが。

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鶴藤長天 - Wikipedia(「真誠藤光」なんて全く覚えてないよ!)

 メインがあんな試合になっちゃったから、提携話も出来なかったでしょうね…。殺伐ムードで。

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NOAHのアンチ対抗戦男・KENTA、7.24大阪大会メインを罷り通る。一躍、ミスター対抗戦に(10/07/25 No.1)

 これでは丸藤も退団勧告できないでしょう。

 7.24大阪大会を前に、「秋山と永田の過去なんて俺には関係無い。この10年は、対抗戦のための10年だったんじゃない」とうそぶき、対抗戦を否定したKENTA。

 確かに、そんなものは関係の無い試合を見せました。秋山と永田の9年戦争を脇においやり、今ある闘いの激しさを見せつけました。終わってみれば大阪大会メインイベントはKENTAのためにあった試合。否、大阪大会自体がKENTAのための舞台だったのかもしれません。中邑・丸藤初対決のセミ前も、年間ベストバウト級のセミも上回るインパクトがあった(と僕は思う)試合の、立役者なのですから。

 試合の最序盤、KENTAと永田のファーストコンタクト。この攻防の中で、KENTAはいきなり額を割ります。激しい張り合いの中、永田がモーションの小さい頭突きを敢行。これにより、眉間のあたりから夥しい血を流したのです。

 僕が見た感じでは、明らかにアクシデント。感情の行き違いにより起こった事故でしょう。

 張り合いの中、あまりに臆することなく加撃するKENTAに業を煮やしていた(ようにみえた)永田。渾身の張り手をスウェイでかわされたのもストレスだったでしょうが、直後に、突進したKENTAの頭部が口元にバッティングしたのが着火の瞬間でしょう。次の瞬間、明らかにこれまでの攻防からは浮き上がった頭突きを一閃。感情が一線を超えた証しの一閃。がぶられたKENTAから流れ出る血が、永田の腹部を朱に染めます。

 体勢を立て直し、向かい合った両者。「これ、どうしてくれるんだよ」とでも言いたげな雰囲気で、永田と対峙するKENTA。思いも寄らなかった(のであろう)アクシデントに、表情も体も凍り付かせる永田。その後、永田は試合を通常のプロレスに戻そうとしていくのですが、そうはKENTAが卸しません。永田ストーカーともいうべき動きを、試合中、随所に見せつけていきます。

 永田への攻撃がとにかく感情的。カットに入るときも9割方、顔面攻撃。後ろから前から顔面を蹴り飛ばして行きます。永田の見せ場 ”腕折り”も、間を置かずに顔面への前蹴りで妨害する始末。場内からの白目コールも意に介さずですよ。結果、2人の攻防は熱くなります。体格で劣るKENTAは劣勢を強いられるのですが、それでも心が折れません。必然、観客のボルテージも上がります。KENTAが出てくるだけで大歓声です。

 ただでさえ強敵・秋山の矢面に立ち、消耗しているのに、試合の権利ある無しに関わらずKENTAが仕掛けてくるので、どんどん体力を削られていく永田。終盤は足元もフラフラ。22分24秒、秋山の垂直落下式エクスプロイダーで屠られる田口を見殺しにするしかありませんでした。

 ファン期待(僕だけ?)の ”リアルブサイクへの膝蹴り” こそ出ませんでしたが、それがまた逆にリアルであったといいますかね。

 だからといって、プロレスの一線を越えた試合ではありませんでした。プロレスの中の一つの限界に向かう試みを、KENTAはしたんだと思います。実際、試合は普通に最後まで行われ、それなりの ”らしい” 見せ場も提示していたわけですから。そのうえで、言葉は悪いですけど青義軍で ”お茶を濁していた” 永田の大人げなさを引きずり出し、試合を熱くしたのだと思います。

 昔の天龍を思い出しますね。天龍同盟の頃の天龍が、自分たちに返ってくることを承知で硬い攻撃を敢行。激しい闘いを先導した、あの革命を思い出します。インターセプトの結果、重そうな蹴りを食らい、のたうち回っているKENTAを見て、あの頃の熱き心の革命家を思い出しました。

 そしてKENTAの革命は、成功したように思えます。少なくともこの日については。慢性化し、ともすれば緊張感のなくなりがちな対抗戦を革命したと思います。そこに確かな ”闘い” を感じました。本人にとっては不本意でしょうが、一躍ミスター対抗戦になったと言っていいかもしれない。丸藤とは違う形で対抗戦を先導し、煽動したと言えるでしょう。

 試合後も、場外で憎しみを表現したKENTA。永田の眉間に指を突きつけ、今度は俺が血を流させてやるとでもいうようなアピール。乱闘寸前になるまで永田を熱くさせました。バックステージのコメントは無かったようですが、願わくば早く声が聞きたい。対抗戦がKENTAにとってどういうものであったか知りたい。

 そしてこの革命の続きを見せてほしい、と僕は思います。

 無論、対抗戦でなくてもいいでしょう。それでも革命はできると思います。KENTAに応える選手がNOAHにいるのであれば。

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スポーツナビ | 格闘技|ニュース|秋山、新日本狩りで8.22GHC王座戦に手応え=ノア10周年(スポナビの当該試合評。そうなっちゃう?)

秋山社長の徒然日記: 大阪大会(同感!!)

 脇を固めざるを得なかった3人のKENTA評。秋山「横に何するか分からない奴いたから、永田裕志の面白さも出たと思うし」。永田「対新日本はやる気ないって言ってたのに面白いじゃないか。でもな、叩きのめすと言ったら相手に叩きのめされる覚悟もしないと」。田口「KENTAの張り手なんてヘでもなかったね

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 「丸藤がいなかったら、「あの時、このカードが実現していれば・・・」という後悔が増えていたと思う。 (男性/40代/東京) 」。一理ありますね。また、丸藤がいなかったら今頃NOAHはどうなっていたのかとも思います。小島戦も決まりっぽいですし、賛否両論あるでしょうが、本当に凄いもんです。

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